昆虫の越冬

 

■温袋

 「温箱」だけでは、全ての生体を保温できなくなったために「温袋」を作ることにしました。

材料:保温バック(100円ショップで購入、スタイロフォーム(20mm厚)、スチール柵(100円ショップで購入)

保温器具:ピタリ適温1号
 
@保温バックの底に「ピタリ適温1号」を置く。
 保温バックはこんなやつ
Aその上にヒーターが飼育ケースやビンに直接触れないようにステンレス製の棚を置く。
B更にその上に穴を開けたスタイロフォームを置きます。
  これも飼育ケースやビンの底の部分が高温にならないようにする処置です。
C保温バックに数箇所、空気穴を確保して完成!


1000ccビンでしたら6本は入るサイズです。 写真は5本ですが・・・。

 

※我が家の環境では、外気温が16℃〜18℃で、袋内は22℃〜25℃を保つことができています。

 

 使用感記録
2006年12月4日

 先日、1日だけ暖かい日がありまして、下駄箱下の温度が日中20℃近くになっていました。

 その時の温袋内の温度がなんと29℃に!直ちに、ヒーターの電源をOFF!

 しばらくすると温袋内の温度は22℃程度まで下がり、危うく30℃を超えるところでした。

 早く気づいてよかった〜。 (;^_^A アセアセ・・・  温袋内に居たニジイロクワガタの幼虫たちも無事です。

 「温袋」自体はたいして保温性はないんですが、袋内は体積が狭いため、外気温が暖かい時は熱がこもるようです。 また、ヒーターと飼育ビンとの間は、ヒーターの熱が直接伝わらないようにステンレス製の棚+スタイロフォーム(20mm厚)をクッション代わりにしていますが、この日は、袋の中が29℃になっていたせいか、スタイロフォームが熱くなってしまい、ビン底も結構な高温になっておりました。

<今回の教訓及び対策として>
 1、気温が20℃近くになるときは、ヒーターの電源をOFFする。
 2、スタイロフォーム(20mm厚)をもう1枚敷き、ヒーターの熱が直接、飼育ケースに伝わらないようにする。
 3、今後の対策として、ヒーターをもう少し小さいものにする。(現在、探索中)


2007年1月29日

 12月後半くらいから外気温が寒くなり、ヒーターとスタイロフォーム間で熱がこもり、飼育ケースまで熱が伝わらず、温袋内の温度が上昇しなくなっていました。 (スタイロフォームで熱が遮断されていました。)

  この時、外気温 12℃〜15℃位で温袋内は14℃〜17℃。

 温袋内の温度上昇を図るためスタイロフォーム(2センチ)から発泡スチロール(1センチ)の板に変更し、スタイロフォームで遮断されていた熱を温袋全体に伝えるようにしてみました。

 すると、温袋内の温度は21℃〜23℃。 十分に保温できるようになりました。

 

 

 
 
 

 

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